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けんしうい日記

地方で研修医してるひとの雑記帳

リンパ節腫脹の症例発表について

先日、市内の研修医での合同症例発表会に参加してきました

そこで他病院の先生が左鼠径部リンパ節腫脹を主訴に来院された20代男性の症例を提示されていましたが、主訴がリンパ節腫脹であるが病歴聴取で「左鼠径部に数個小豆大のリンパ節を数個蝕知」と述べるにとどまっており少し違和感を覚えたので、主訴がリンパ節腫脹の患者さんに関してどのような身体所見が必要かを調べてみました

体表からリンパ節が蝕知できる場合は

大きさ

形状

硬さ

可動性

圧痛の有無

について述べるとよいと思いました

また他部位のリンパ節腫脹にも触れるとよいです

体表から蝕知可能なリンパ節として

頭頸部

鎖骨上窩

腋窩

鼠径部

大腿部

があるようです

悪性腫瘍は考えにくい年齢だとは思いますが、血液系悪性腫瘍は否定しきれないかと感じました

この患者さんはクラミジア尿道炎だったとのことで、典型例であれば「足の付け根のリンパ節が痛む」という所見がとれるようで少なくとも圧痛に関して言及する必要があったかと思います